最近、住宅事情や帰宅が遅い理由などでピアノに後付けにて消音装置を付けるケースが増えています。
普段は生ピアノとして演奏を行い、音を控えたいときにはピアノ本体の音を消してヘッドホンにて演奏を行うことが出来ます。
消音装置の取付けは、通常ピアノが置いてある現場にて半日で行うことが可能です。

当学院では消音装置を取り付けるための講座を毎年行っています。
今回も装置に触れて実際に作業をすることで仕組みと取付方法を学びました！

・アクションに音が出ないようにするためのパーツを取り付けています。

・鍵盤の下に光センサーを取り付けています。



・鍵盤の裏に反射シートを貼っています。

・消音機能が正しく機能するように調整を行っています。


取付けた後は実際に消音装置で音を聴いてみました。
音に関しては生の音に勝ることはありませんが、自分の演奏を録音できたり、いろいろな楽器の音が出せたりとても便利な機能です。
世の中のニーズにあわせて様々な技術を身につけておくと就職した後にきっと役に立つはずです！