学校の特徴

創業99年のウイスタリアピアノが母体の調律学校です

ウイスタリアショールーム 大正13年創業

ウイスタリアショールーム
大正13年創業

創業より99年間、ピアノ製作、ピアノ販売、ピアノ修理、ピアノ調律を営んできた(株)ウイスタリアピアノ(前社長が一般社団法人日本ピアノ調律師協会の発起人です。)が母体のピアノ調律学校ですので、ピアノ業界のヤマハ(株)、ヤマハミュージック(株)、数多くのヤマハ特約店、カワイピアノ製作所(株)、浜松の各ピアノ製作所、全国のピアノ店と色々なコンタクトがあります。就職実績をご覧になられますと就職先は色々なピアノ店へ多岐にわたって豊富なことがお分かりいただけます。

本学院外施設で調律の現場実習が可能です

学校外の児童施設で調律する本学院生

学校外の児童施設で調律する本学院生

(株)ウイスタリアピアノの創業より99年間のお客様との関係と、ボランティア活動の関係から、ピアノ調律科2年生が学校外での色々な施設で調律実習が可能となっています。卒業後の仕事と同じ様にお客様宅を訪問して色々な場所や色々な条件のもとで調律作業を行う現場実習は、将来ピアノ調律師として活躍するうえで大変有益な経験になっています。又、お客様との会話も勉強になっています。

ドイツ国立ピアノ技術専門学校のカリキュラム

LUDWIGSBURG ドイツ国立専門学校

LUDWIGSBURG ドイツ国立専門学校

学院長がドイツ国立ピアノ技術専門学校の卒業です。このドイツの専門学校は150年の歴史があり、150年間のピアノに関する莫大な資料が存在します。この豊富な資料より成り立ったドイツ専門学校のカリキュラムを元に当学院のシステムは構築されております。又、この専門学校にはドイツ中のピアノ会社より木工機械や電子機器が寄贈されております。

ドイツの技術専門学校は機械や設備が豊富です

例えば木工では、NCの旋盤ルーター(電子制御の木工旋盤)なども備え、色々な機械は小さなピアノ工場以上の充実ぶりです。電子音響機器は、レコード会社のミキサールームにある様な優れた音響分析機器やチューナー等豊富に揃っています。製図では3D制御の製図マシーンも用意されております。当学院ではドイツの国立ピアノ技術専門学校には及ばないものの、設備やカリキュラムは出来る限りその優れた部分を取り入れております。また、生徒さんが技術修得をしやすいような工夫が長年にわたる経験により改善され、熟考されて作り上げられております。

学院長がドイツピアノマイスターでハンブルグスタインウェイ本社勤務

スタインウェイハウス(本社ビル)

スタインウェイハウス(本社ビル)

学院長がドイツピアノマイスター国家資格者で、世界一のピアノと言われるスタインウェイ社(世界主要都市のホールの95%以上がスタインウェイピアノを使用)にピアノマイスターとして勤務していた豊富な経験から、実践のコンサートピアノ調律方法や、スタインウェイ社オリジナルの調律方法、調整、整音方法を学べる調律学校です。日本人の感覚とは一味も二味も違ったヨーロッパ風の和音を作り出す調律方法も学べます。

ウイスタリアピアノ技術センター

ウイスタリアピアノ技術センター

調整技術一つ例に取りましても演奏会直前の一流ピアニストのデリケートな要求に対処する方法や、また整音技術を例に取りましても大変に時間がかかるスタインウェイ流の整音方法等奥が深い技術を実践の仕事をしているコンサートチューナーから直接教わることが出来ます。 「スタインウェイピアノは調律師を裸にする」と言われます。ドイツのスタインウェイ、グロトリアンスタインウェッヒ、ベシタイン、シーメル、ベーゼンドルファー他のピアノを当学院生は渋谷本校とウイスタリアピアノ技術センターで体験出来ます。この様なドイツの良いピアノを調律する事は理想的な勉強になります。音が純粋で透明なピアノは調律の上手、下手がハッキリ分かるものです。

本物のピアノ製作の職人技術は難しいです

スタインウェイ社オリジナルハンマー

スタインウェイ社オリジナルハンマー

スタインウェイ社指定ピアノ弦

スタインウェイ社指定ピアノ弦

ピアノ製作会社の99年間の経験と実績を生かして、ピアノ調律技術も色々な方法で指導出来るノウハウを用意しております。特に修理実技授業ではピアノを解体するだけではなく、ハンマーやダンパーを新しいピアノと同じにニカワを使用して接着する事も学べます。この技術は長年ピアノ工場に勤務した熟練のピアノ製作技術者でないと正しい作業は教えられません。本学院は大変奥深いピアノ全体の技術が学べる調律学校です。

技術歴40年・講師歴20年のベテランスタッフが多数

本学院には40年以上ピアノ製作、修理、調律の仕事に係わってきた講師歴20年以上のスタッフが数多く在籍しております。そして、その技術陣はコンサートチューナーでありますので実践的な生の技術指導を色々と受ける事が出来ます。同じ事を数多くの講師より違った角度より学ぶ事は、上達への近道です。講師を務める現役ピアノ調律師の人数は日本トップクラスの調律学校となっております。国家資格ピアノ調律技能士1級、2級の資格者も多いです。

ピアノ製作会社の隠れた宝物です

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本当の実践的な技術作業をする場合には冶具というその作業をスムーズに行う為の補助工具が色々と必要なのです。当学院では、母体の(株)ウイスタリアピアノが99年間で生み出した冶具や40年以上の技術歴のある講師が考え出した冶具が色々と用意されております。これらは当学院の隠れた宝物です。

本場ドイツのピアノ工房へ海外実習

ドイツピアノ工房でのレクチャー

ドイツピアノ工房でのレクチャー

本場ドイツのピアノ店・工房での海外実習を行っております。ドイツの工場では実際にスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベシタイン、シイメル他のピアノの調律・修理作業をドイツ人マイスター指導のもと体験出来ます。ドイツ人は天性で音楽の和音を作る事が上手です。又、平均律の作り方や調律方法も日本と一味違った技術を身につける事が出来ます。

著名大ホールでの学院外実習

ホールで見学する本学院生

ホールで見学する本学院生

本学院の講師は現役のコンサートチューナーですから、時には、講師に同行して東京、神奈川など首都圏の著名コンサートホールの調律を見学出来ます。本番前の緊張した張りつめた雰囲気やピアノ調律、技術作業を色々と勉強出来ます。